【HANASAKA】 Une / Bowl M

九谷焼の土にこだわるテーブルウェアブランド「HANASAKA」さんのお茶碗です。

HANASAKAさんのUne(ユンヌ)シリーズは、九谷焼の製土工程で不純物として取り除かれる残土を、余すところなく使いたいという想いから生まれました。その残土は釉薬に使われているため、ボディから釉薬まですべて花坂陶石(九谷焼の原料となる石)で作られています。優しく美しいベージュが特徴で洗練された印象。シンプルなデザインのなかに、大人っぽさも、かわいらしさも感じることができ、テーブルをおしゃれに彩ってくれます。

質感を生かした美しいベージュ

こちらのお茶碗は、花坂陶石そのままの質感を生かした美しいベージュが特徴です。
生成りのような色味に優しさを感じることができます。

九谷焼といえば色鮮やかな絵付けをイメージする人も多いかと思いますが、
HANASAKAさんでは、あえて加飾をせず質感とシルエット美を追求した器をつくり、九谷焼の新たな魅力を引き出しているのです。お客さんからは「これが九谷焼?」と驚きの声があがることも少なくないのだとか。

一般的な九谷焼の生地は真っ白ですが、花坂陶石本来の色を活かすと、このようなクリーム色になるそうです。

美しいベージュは和洋どんな食卓にも自然と溶け込むのもうれしいポイント。
毎日の食卓に、明るくナチュラルな彩りをもたらしてくれます。

手に優しく馴染む、指にフィットする心地よさ

上品なツヤのあるマットな質感と、するりとなめらかな触り心地も魅力です。

手に優しく馴染む心地よさで、いつまでも触れていたくなってしまうようななめらかさ。
美しく曲線を描くように凹んだ高台の部分も指にフィットするので、ストレスなく持つことができますよ。
毎日使うお茶碗が心地よく手に馴染むと、お食事の時間がもっと心安らかなひとときになるはずです。

世代を問わず、どんな人にも使いやすい大きさ

女性の手でも片手でスッと持ち上げられるサイズ感ながら、適度に深さがあるのでご飯もしっかりとお茶碗一杯分入ります。世代を問わず、どんな人にも使いやすい大きさです。ご家族分をそろえるのもおすすめ。

深さがあるので、お茶漬けをいただくときなどにも使えます。

オリジナル巾着付きだからプレゼントにも最適

こちらの器はHANASAKAさんのオリジナル巾着に入れてお届けします。
シンプルで使いやすく、飽きのこない洗練されたデザインなので、毎日の食卓で活躍してくれます。

上品なツヤとやさしい色味が、食卓をより洗練された雰囲気にしてくれるのも素敵です。

Une / Bowl Mの作家「HANASAKA」さんからひとこと

私たち「HANASAKA」の名前は、九谷焼の原料である「花坂陶石」に由来しています。1951年の創業以来、製土工場として九谷焼を支えてきた谷口製土所から生まれたテーブルウェアブランドです。

普段、粘土を作っていると、だいたい2割くらいの残土が出ます。それがどんどん山積みになり、その後廃棄されるのを何度も見てきて、これをなんとか活用できないものかと思うようになりました。花坂陶石も限りある資源なので、できるだけ無駄なく大切に使うことができたら、と。

そういった想いで生まれたのが、Uneです。

残土から釉薬を作り、ボディー、釉薬ともに一つの花坂陶石から生まれた、毎日の食事のためのシリーズです。

HANASAKA
石川県・小松市

質感とシルエット美を追求し、九谷焼に新たな魅力を 「九谷焼」の土造りをする谷口製土所から誕生した陶磁器ブランド。 九谷焼といえば絵付けです。先人たちが築きあげてきた坏土があり、成型技術、絵付技術があっての伝統工芸です。 それでも粘土を製造している者として、私たちは「土」にこだわります。 土の個性に通じ、土の活かし方を知る粘土屋ならではの技によって、あえて加飾をせず、質感とシルエット美を追求したシンプルな器をつくる。 お客さまに「これって九谷焼ですか?」と驚きやワクワクを感じてもらえるような、九谷焼の新しい価値を生み出せたらと思っています。