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【ごはんの、ほくほく思い出話し】 試合の日の紅生姜のおにぎり
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- ごはん
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ずっと昔のことなのに、今でも“あの味”だけは覚えている。
学生時代のちょっぴり甘酸っぱい記憶。
「おいしい!」と叫びたくなるほど感動した、白いごはん。
緊張した心と疲れた身体に、じんわり沁みた温かさ。
思い出すと心がほくほくする、大切な人とのエピソード。
このコーナーでは、ソラミドごはんスタッフが体験した、
忘れられない「ごはんの、ほくほく思い出話し」をご紹介します。
それではどうぞ、召し上がれ。
試合の日のおにぎり
高校のとき、部活の試合の日に食べていたおにぎりが忘れられないです。
母は試合の日には毎回おにぎりをたくさん持たせてくれました。
今思い返すと当時の食欲は凄まじいものだったので、
大きな、大きな、おにぎりを握ってくれてました。
たくさん汗をかくので、試合の日は塩昆布おにぎりと紅生姜おにぎりで塩分補給。
水分を絞った紅生姜を白米と混ぜてつくった紅生姜おにぎりは、
おばあちゃんから受け継がれた我が家の定番でした。
(とても美味しいのでぜひお試しを!)
おにぎりは手軽に食べられるし、塩分も摂れて、
すぐにエネルギーに変わるので試合の日のマストアイテムでした。
試合に勝って仲間と楽しく食べたおにぎりも、
悔しくて泣きながら食べたおにぎりも、いい思い出です。
作:高柳友美