【コモリファーム】小さな竹美人ヒノヒカリ

コモリファーム・生産者の古森憲さんは、約15年前に故郷である小竹町にUターンし、お父様から受け継いだ「塩」を用いた農法で、食味を追求したお米づくりに汗を流しています。できる限り自然の環境に近く、自然に還元できる農法でのお米作りにこだわります。無農薬、化学肥料不使用を選択することは、虫や雑草の対策にかなりの労力を伴いますが、知恵と工夫で対応します。それでも完璧に虫よけや除草はできません。ある程度は、“お裾分け”だと思って、あくまで『自然の中で完結する農業』を目指しています。

コモリファームが栽培する優良品種「小さな竹美人 ヒノヒカリ

『小さな竹美人』はヒノヒカリという品種のお米で、コモリファームが栽培する優良品種です。西日本一帯、特に九州で多く作られており、甘味、粘り、香りのバランスの良さが特徴。あっさりした口当たりで、粘りの強くないお米が好みという方におすすめです。

コモリファームでは、収穫したお米を玄米の状態で冷蔵保存するので、いつでも新鮮なお米をお届けできます。精米は、お客様のお好みで、白米・3分づき・5分づき・7分づきと選べます。新米はもちろん、1年経過しても味が変わらない、品質の良さが魅力のお米です。

【白米の特徴】

お味噌汁やお漬物といったシンプルなおかずと一緒に、また、お茶をかけただけのお茶漬けでも、おいしくいただけます。粘りが強くないため、チャーハンやオムライス、カレーなどでも楽しめます。

【玄米・3分づき・5分づき・7分づきの特徴】

健康重視な方はこちらを。食物繊維やカルシウムなどの栄養が多く含まれた、胚芽やぬかが残った状態のお米です。精米具合により、玄米・3分づき・5分づき・7分づきと、それらの残り具合が変わります。玄米は胚芽やぬかがそのまま残っており、コモリファームでは一番人気。続けて、3分づき、5分づきと精米度合いが進みます。7分づきは分づきの中でも最も精米が進んでいて、より白米に近いお米。玄米や分づきは、無農薬、無化学肥料だからこそ、安心して食べられます。

コモリファームがおすすめする、おいしいご飯の炊き方

【白米のおいしい炊き方】

粘りの少ないお米ですので、お米と水の量は目盛り通り、正確に測るのが基本です。炊き上がりの硬さを変えたい場合には、水量で調節してください。

【玄米・分づき米のおいしい炊き方】

・お米に胚芽やぬかを残している状態ですので、それらが取れてしまわないように優しく洗ってください。1回目の水は素早く捨て、お米の表面のぬめりがなくなるまで3〜4回繰り返してください。

・浸水時間は、玄米は8時間程度、3部づきは5時間程度、5部づきは3時間程度、7分づきは2時間程度です。冬場はさらに時間が必要です。様子をみながら調節してください。

・炊飯時の水量は、電気炊飯器、土鍋、圧力鍋など、使用する炊飯具によって異なります。

コモリファーム
福岡県鞍手郡

福岡県鞍手郡、福岡県のほぼ中央に位置する小竹町には、一級河川である遠賀川(おんががわ)が流れ、のどかな水田の風景が広がります。この町で、農業を営む農業法人『コモリファーム』の古森憲さん。お父様から受け継いだ、農薬や化学肥料を一切使用せず、「塩」を用いた農法で『小さな竹美人』を栽培しています。安心・安全・おいしいお米作りは、できる限り自然の環境に近い状態で、なおかつ、自然に還元できる方法で行われています。