【しまさき農園】特別栽培ミルキークイーン
しまさき農園では現在、22ヘクタールという広大な農地の約30%で「つや姫」を栽培しています。こだわりは、稲本来の力を引き出す、できるだけ農薬に頼らないお米づくり。約40年前から、「自然に近い状態での農業」を続けています。地元の畜産農家と提携し開発した完熟もみ殻堆肥、4種類の有機質肥料、海藻系ミネラル肥料、自家製の米ぬか肥料などを田んぼにすき込み、じっくりと時間をかけて土づくりを行なっています。
お米の色がミルクのような乳白色「ミルキークイーン」
低アミロース米として開発されたミルキークイーン。玄米の表面が半透明で、しかもお米の色がミルクのような乳白色だということからそう名付けられています。アミロースとはお米に含まれるデンプン質の一つで、含まれる量が低いほどやわらかく、モチモチと粘りが強い食感になります。そのおかげで、冷めても固くなりにくいのが特徴。お弁当やおむすびに最適のお米です。また玄米に混ぜたり、餅米の代わりに使用したりと、食べ方はさまざまに広がります。
太陽光を全身に浴びながら稲が太く育つ「ミルキークイーン」
ミルキークイーンは田植え後に、除草剤、殺菌剤を1回のみ使用し、農薬8割減で特別栽培されています。また苗植えの間隔を通常よりも広くする「疎植栽培」で育てられることから、風通しが良く、太陽光を全身に浴びながらのびのびと成長します。稲が太く育ち、旨味が凝縮されているのが特徴。炊き上がりはもちろん、冷めても温め直してもおいしい。旨味や甘味、モチモチの粘りを感じることができるお米です。しまさき農園を代表するお米として、これからますます圃場が広がる予定です。
しまさき農園さんがすすめる、おいしいご飯の炊き方
お米を研ぐ際には、まずはミネラルウォーターに充分に浸水させてください。理由は、1番最初の水が最もお米に浸透するから。2回目以降の研ぎは水道水で構いません。そして最後にミネラルウォーターで水加減し、1時間程度浸水させてから炊飯してください。
しまさき農園は、山形県南陽市、置賜盆地と呼ばれる地域で、250年に渡り専業農家としてお米づくりを営んでいます。代表であり10代目の島崎真人さんは、お父様の代から農薬や除草剤などをできるだけ使わない自然に近い状態での昔ながらの農業にこだわっています。時間と手間を惜しまず、「おいしいお米づくり」にかける姿勢は、40年以上揺らぎません。お米そのものの、ありのままのおいしさをぜひお楽しみください。